静岡県沼津市・神奈川県相模原市にあるカイロプラクティックオフィス。神経の調整、筋肉のケア、ストレスの解放、体質の改善。よく聞き、よく調べて根本から解決します。

トーカイカイロプラクティック

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症例紹介

症例紹介:急性腰痛(ぎっくり腰2)

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急性腰痛(ぎっくり腰2)

患者様  30代前半 男性

来院のきっかけ

義理のお母さまが、当院の患者さんの知人であるため、紹介にて来院当初、動けないので往診できないか、とのことだったが、話を聞く限り、一般的な筋肉の問題であると考えられたので来て頂いた。治療室のベッドや設備のほうが確実なアプローチが出来る。

症状

4日前に突然痛み始める。(骨盤部と腰部全般)次の日に整形外科に行くと「分離症」なので治らないと診断される。出された薬を飲み、安静にするも、痛みはまったく引かない。

所見

歩いている姿は、典型的なぎっくり腰の患者さんらしい。姿勢検査をすると、お尻がぐいっと左に出ていて「くの字」である。患部を触診すると、至る所に「筋肉の拘縮」であるだろう箇所が見つかる。

施術

検査の結果、以下の施術を行う。
・ 骨盤の関節調整
・ おしり周りの筋肉のリリース
・ 腰椎へのカイロプラクティックアジャスト
・ 腰部の筋肉リリース(腰方形筋、腸腰筋を中心にバランスを取る)

※ 初回治療後、補助なしで自力歩行ができることを確認。帰り際の階段も問題なさそうであった。

経過

二回目来院時・・・姿勢は若干「くの字」、痛みは半分以下との事。施術は同様の流れで行う。
三回目来院時・・・姿勢も9割方正常に戻っている。痛みはほとんど消失。

総括

三回目の来院の際、痛みも無く姿勢も正常であったので、筋肉の問題が痛みの原因であったと再確認ができた。MRIなどで見受けられた「脊椎分離症」は、おそらく再度撮影してもそのままであろう。問題は、それが痛みの原因ではないことを強調しなくてはいけない。整形外科的な調査・研究が盛んな国の医療機関では、ヘルニアや分離症・すべり症といった疾患は、《一般的な腰痛症にはほとんど関与しない》とされている。誤った認識を改める努力が日本人にも必要だ。

※仕事の忙しい男性であるが、1ヶ月に一度程度のメンテナンスをお勧めしたい