急性腰痛(ぎっくり腰1)
患者様 37歳 男性
来院のきっかけ
以前から来院している再診患者様です。
症状
バレーボールをした後から腰に違和感。翌朝、痛みが強くなり立ち上がるのも大変になる。
所見
腰が前屈していて伸ばすことが出来ない。伸ばすと痛い。腰部が左側に側弯している。いわゆるヘルニア性の腰痛を呈している。
調べてみると、腰部の筋肉、特に側弯している部位の筋肉に問題がある。筋肉の拘縮と神経のアンバランスがあるのだろう。脊柱起立筋。臀部の筋肉。お腹回りの筋肉にも問題がある。
施術
腰部の筋肉の拘縮している部位をリリース、血流を改善させる。アクティベーターにて神経の受容器と関節を施術する。腰部、骨盤部.の筋肉と関節を施術してバランスを整える。術後は腰が伸びるようになり一回の施術で半分くらい改善する。
経過
3日後・・2回目の施術のために来院。身体は真直ぐになっている。腰の曲がりと腰部の左側への側弯は改善。身体の動きも問題なし。術後 2日目位から改善してきたとのこと。状態は改善しているので様子を見ることにする。
総括
急性腰痛の場合、何かの拍子に痛みが急に現れるのですが、実際は、突然原因が発生して痛み始めた訳ではありません。日々の生活環境や癖によって、腰部や骨盤の筋肉が徐々に悪くなっていったのでしょう。それが運動等の際にきっかけとなり表に出るのです。急性症状であっても、事前に徴候が必ずみられます。寝起きに腰が重い、運動の後に腰の筋肉痛が強い、など・・・
できることなら、そのような兆候を感じたらすぐ相談して下さい。強く痛んで動けなくなる前に解決しましょう!